「仙台まちなかシアター」出演者のみなさま

仙台まちなかシアター 第一期(5月~8月ご出演者のみなさま(写真とは関係ありません 笑)①絵永けい様 ②佐々木久美子様 ③上島奈津子様 ④菊池佳南様 ⑤野々下孝様 ⑥芝原弘様 ⑦原西忠佑様⑧渡部ギュウ

「仙台まちなかシアター」は、かなり前からやりたかった企画です。名前を決めたのは1月になってからですが。始めるに当たって、以前「杜の都の演劇祭」にかかわっていらした八巻さん(現在はメディアテークにいらっしゃいます)にいろいろご相談にいったところ、快くアドバイスしてくださり、ネーミングも「短くて覚えやすいほうがいいんじゃない。」と。それで、「まちなかシアター」に。「○○まちなかシアター」の○○を変えれば、他のどんなまちでもできる、という野望もあり(笑)。

出演者の方も仙台は力のある役者さんが多く,大変悩んだのですが,第一期は8名の方にお願いすることになりました。上記8名で,15ステージを分担したのです。豪華。そしてとても嬉しかったのですが、オファーして誰にも断られなかったという…ありがたやありがたや。まちなかシアターは,朗読劇形式です。名作は地の文を読んでこそ!と白石加代子さんもおっしゃっていましたが、もちろん地の文もしっかり演じます。敢えて「朗読劇形式」としたのは、やはり読み手が俳優さんでいらっしゃるからです。俳優が演じれば、やはり演劇なのだ!と私は思っています。作品は近代文学を中心に、名作ぞろいです。そもそも読むだけでも名作なのを、朗読でどんなふうに立体化していくのか……。構成・演出のがんばりどころでもあります。

写真は”東北物語”で初演の「税務署長の冒険」。そういえば最初はテキストを持ってリーディング形式だったのでした。作品は再演を経て、レパートリーでもある「一人芝居 税務署長の冒険」へと成長しました。でも、リーディングのときからギュウ氏はガンガン動いてたなあ…(笑)。